【意外すぎ】ランニングが「思ったよりダイエットに向かない」理由
04 December 2025

【意外すぎ】ランニングが「思ったよりダイエットに向かない」理由

MELOSの筋トレハウツー

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「率直にいうと、短期的に体重を落とす視点で考えると、ジョギングはそれほどオススメというわけではありません」。そう語るのは、パーソナルトレーナー藤本千晶さん。ダイエット=走るというイメージがついている人にとって、見逃せない言葉です。しかし藤本さんは、ジョギングは「長期的に体重管理をするためにはとてもオススメです」とも続けています。どういうことでしょうか。ジョギングは、ダイエット運動としてそれほど最適ではないジョギングはダイエット運動としてはあまり適切ではありません。なぜなら体重を落とす効果はあまり期待できないからです。有酸素運動を行い、体重がどう変化したかを調査した研究があります。平均年齢58歳でBMI30.9と肥満の女性を集め、1年間、週5回、45分/回の有酸素運動を実施しました。その結果、体重は平均83.7kgから81.7kgになり、-2.0kgの減少でした(※1)。体重は落ちるには落ちるが、ほかに適切な運動はあるたしかに体重は落ちました。しかし1年間、週5回、45分/回をかけた結果として-2.0kgはさみしい結果だと言わざるを得ません。その他での調査でも似たような結果が多数出ており、体重は落とすものの、その程度は労力に対して十分ではありません。ジョギングで消費できるカロリーはどのくらい?ジョギングで消費できるカロリーは、体重と継続時間で変わります。たとえば、体重60kgの人が30分間、時速7km程度でジョギングした場合に消費するエネルギー量は220kcal程度。ご飯お茶碗一杯よりもやや少ない程度です(※2 7METsで計算)。体重が重いほど消費するエネルギー量は大きくなりますが、大差はありません。