
🌸519:「つもり」と「予定」のちがい〈日本語聴解 일본어 Japanese Podcast〉
🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
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皆さんは、「つもり」「予定」と言う時に、どちらを使ったらいいか、迷ったことはありませんか?どちらも「これからやること」を話す言葉ですが、実は違いがあります。使い方を間違えると、自分が言いたいことと、相手に伝わることが違ってしまうかもしれません。今日は、この「つもり」と「予定」について一緒に学んでいきましょう。
こんにちは。今日は12月2日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
まず、「つもり」は、自分の心の中にある強い思いや気持ちを表す言葉です。いつ、どこでやるか、まだはっきり決まっていません。自分だけの目標を言うときに使うといいですね。例えば、「来年はもっと運動するつもりです。」と言えば、「まだどのくらい運動をするか決めていないけれど、私は運動を頑張ろうという気持ちがある」と話しています。
次に、「予定」は、時間や場所がほとんど決まっている計画を表します。自分一人で決めたことだけではなく、会社や学校、家族など、他の人と関係することにもよく使います。少し丁寧な言い方をしたいときにもよく使います。例えば、「来週の金曜日は、一日会議の予定です。」と言えば、会社で決められていることを話をしています。
それでは、同じ例を使って、「つもり」と「予定」の違いをはっきりさせてみましょう。
まず、「来年、日本へ行くつもりです」と言う場合、これは、「日本に行きたい」という自分の気持ちを言っています。まだいつ行くかははっきり決まっていませんし、飛行機のチケットも買っていません。もしかしたら、行かないかもしれません。
一方、「来年、日本へ行く予定です」と言う場合は、来年の桜の季節に行くなど、いつ行くかどこに行くかがほとんど決まっていて、飛行機のチケットを買うなどの準備を進めています。
そして、もし行くことが決定していたり、飛行機のチケットやホテルの予約もすべて終わって、完全に決まっていることだったら、「つもり」も「予定」も使わずに、例えば「来年の4月に日本に行きます」とはっきり言います。
さて、今日の「つもり」と「予定」の違いはいかがでしたか?ぜひ、ご自身の目標や計画を話すときに使ってみてくださいね。
では、ここで問題です!
飛行機のチケットもホテルの予約もすべて終わり、完全に決まっている話をするとき、どの言い方が一番いいですか。
1. 来月、友達に会うつもりです。
2. 来月、友達に会う予定です。
3. 来月、友達に会いに行きます。
もう一度、問題を言います。答えは「3. 来月、友達に会いに行きます。」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎週火曜日・木曜日・土曜日にお送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
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